講  師:比嘉 香織、東條 公輝 (沖縄こどもの国)
開催日:平成30年7月4日(水) 13:55~15:00
受講者:豊見城市立とよみ小学校4年生4クラス (計115名)
場  所:豊見城市立とよみ小学校体育館

循環型社会、3Rについて知り、日常生活の中で環境を守るために自分たちに何ができるかを考え行動するきっかけを作る事を目的に実施した。
 初めに、ゴミの旅路について、製品を作り~購入~廃棄の過程を説明し、次に沖縄県民1人1日あたりのゴミの排出量、沖縄県の1年間のゴミの量のクイズを行った。
 このままゴミは増え続けると不法投棄、漂着ゴミで海の生き物に被害になる事やゴミの焼却によって二酸化炭素の増加、さらに地球温暖化につながることを説明した。次に、捨てていたゴミを資源として利用し、循環型社会を形成する事が大切だと説明した。循環型社会を形成する上でキーワードとなるのが3Rである。「リデュース」「リユース」「リサイクル」の言葉を紹介。
 次に、「買い物どっち?」ゲームを交えながら「リデュース」「リユース」「リサイクル」の説明を行った。
 「A 1本25円のばら売りきゅうり」「B 10本200円袋入りきゅうり」を行い、ゴミそのものを減らす事「リデュース」について「残さず食べること」、「野菜を使いきる事(大根を例にあげ)」もゴミの減量につながると説明した。その他に「A 4個入り150円使い捨て電池」と「B セットで1000円充電型電池」、「A 200円ビニール傘」と「B 1000円修理可能な傘」、のクイズを行い回答とともにリユースについて説明、「A 100%再生紙トイレットペーパー」か「B 100%バージンパルプトイレットペーパー」のクイズを行いリサイクルについて説明。クイズの締めくくりとして「A 1ℓ200円紙パックの牛乳」か「B 1ℓ200円びんの牛乳」かのクイズを行いリユース、リサイクルの優先順位を説明した。
 最後に、循環型社会についてのまとめと3Rは、①リデュース②リユース③リサイクル の順番が大切だという事を説明し、普段の買い物から気を付ける事で環境を守る事につながると話し終了した。