講 師:藤井 晴彦(沖縄自然環境ファンクラブ)
開催日:令和3年11月15(月),17(水),18(木),19(金)9:00~11:00
受講者:那覇市立松島小学校3年生 4クラス(120名)
場   所:那覇市末吉公園、森の家みんみん

グループごとに指令カードを持って、末吉公園の森に隠れている生き物や植物などの自然を探す「森の指令ゲーム」を行い、普段気が付かない自然の面白さに気づいてもらうことを目的に自然観察を実施しました。

はじめに、「森の家みんみん」にてゲームのルール(コースの中で探す、グループ全員で見る、とらない、かくさない、決めた時間までにもどる)や14種類の指令カード(赤い木の実、イボイボの付いた葉っぱ、岩から生えた木、三本筋のチョウチョを探すなど)について説明、観察時の諸注意を行いました。

その後3グループに分かれ、隣接する「末吉公園」に移動してゲームを開始。園児たちは、「指令」により今までとは違った視点で、森を注意深く観察することで自然の様々な表情や不思議さに気付くことができたようでした。また、全員で見るとういルールでチームワークを図り、情報を共有する事ができました。

ゲーム終了後は、「森の家みんみん」に戻りチームごとに発見できた生き物や感じたことを振り返り、自然の中で生きものを探す難しさや楽しさを改めて実感。今回の自然観察で、児童たちは自然の中から多くの大切なことを学んだようでした。