講 師:名嘉山 国広(沖縄こどもの国)
開催日:令和3年2月21日(日) 10:00~12:00
参加者:一般県民 大人9名、子ども9名(計18名)
場   所:北谷公園

2月22日(猫の日)にちなみ、おきなわ環境教育プログラム集(社会教育編)NO.32「地域の猫調査隊」を活用し、地域の野良猫を調査することで、野良猫や、野良犬の社会問題、動物の適正飼育の必要性に気づき、野良猫や野良犬が野生生物へ与える影響について考えるきっかけ作りを目的に実施しました。※新型コロナウィルス感染拡大防止のため定員を20名と制限し実施しました。

はじめに講師から、「今日(昨日)で野良猫を何匹見かけたか?」野良猫について考える問いかけを行い、今回の講座の趣旨について「地域の野良猫たちを調査して、野良猫や野良犬の社会問題やペットの適切な飼い方を考える」ことを説明しました。『調査中は大きな声を出したり走ったりしないこと』『猫を捕まえようとしたり、勝手に餌をあげないこと』を諸注意として説明し開始しました。

北谷公園(陸上競技場周り)を5つのエリアに分け移動しながら調査票に『エリアNO』『成猫・子猫』『体の模様』『毛の長さ(短・長)』『行動・気づいたこと』を記入しながら調査を行いました。

調査しながら野良猫の習性や北谷町の「地域猫活動(さくらねこ無料不妊手術事業の参加)」や不幸な猫を増やさないために迷惑にならない場所で食べきれる量でのエサやり、食べ残しや糞尿の始末、室内飼育、最後まで責任を持って飼う事の大切さを解説しました。

猫好きな参加者も多く関心の高さもあり「別のエリアで調査してみたい」「近所の野良猫も調べてみたい」等の声が聞けました。

今後も様々な場所で実施しそれぞれの地域で、野良猫や野良犬の社会問題や動物の適正飼育の必要性について伝えていきたいです。