講 師:金城 順子(NPO法人 循環生活研究所認定ダンボールコンポストアドバイザー)
開催日:令和3年2月17日(水)10:00~12:00、3月17日(水)10:00~12:00(全2回講座)
受講者:一般県民 18名
場   所:沖縄こどもの国チルドレンズセンター2階

生ごみから肥料を作る『ダンボールコンポスト作り』を体験することで、環境問題を考え、環境保全活動に対する意識を高めることを目的に連続講座を実施しました。

1日目は、はじめにダンボールコンポストのしくみや入れる生ゴミの種類,微生物の働き,コンポストに集まる虫,コンポスト作りのポイント,注意事項などを解説しました。つづいてあらかじめ用意した基材(ピートモス15L もみ殻燻炭10Lを混ぜたもの)を使ってダンボールコンポスト作りに取り掛かりました。ダンボール箱に基材を入れ、基材に酸素が充分に行き届くように満遍無く混ぜた後、参加者が持参した生ゴミを投入した。また、持参したTシャツで虫よけ用のカバーを作成しました。本日、作成したダンボールコンポストは持ち帰り、自宅で1カ月間使用し次回の講座に持参することを伝え1日目の講座を終了しました。

2日目は、はじめに前回行ったダンボールコンポストの作り方やポイントを振り返り、つづいて質問の時間を取り「温度が上がらないときはどうしたらいいのか?」「白いカビが出たが・・?」「1カ月でも肥料として使っていいのか?」など、1カ月使用してみて出てきた質問に答えていきました。その後、参加者が持参したコンポストを1列に並べ、全員でコンポストの状態を見比べながら改良ポイントなどを確認しました。

講座終了後の感想では、「生ゴミを捨てなくなった」「手軽にできるのでこれからも続けていきたい」などゴミ問題に対する意識が高まった様子でした。

ダンボールコンポスト