講 師:比嘉 香織 (沖縄こどもの国)
開催日:令和5年10月20日(金) 14:00~14:50
受講者:沖縄県立嘉手納高等学校 2年生 (40名)
  所:沖縄県立嘉手納高等学校(嘉手納町)

 沖縄県立嘉手納高等学校 2年生を対象に、くらしと資源に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

はじめに、沖縄の食材についてのクイズを行い、身近な食べ物の旬と地場について考えてもらいました。次に、実際に配られているチラシを調べ、県産・県外産・海外産の食材がどのくらいの割合で出回っているのか確認しました。
それから、食べものと環境問題のつながりについて知ってもらうためフードマイレージとバーチャルウォーターの解説を行いました。
最後に、フードマイレージとバーチャルウォーターの算出の仕方を説明し、牛丼一人分のバーチャルウォーターを計算することで、一食分の食事にかかるバーチャルウォーターの値を体感しました。

講義終了後の振り返りの際、「バーチャルウォーターという言葉を初めて知った」「こんなにチラシをきちんと見たことがなかった」などの発言があり、日々の食事と環境問題の繋がりに対する意識が高まっていました。