講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国)
開催日:令和5年10月11日(水)10:25~11:10
受講者:南城市立佐敷小学校 5年生(56)
場   所: 南城市立佐敷小学校 (南城市)

南城市立佐敷小学校 5年生を対象に、くらしと廃棄物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

はじめに、プラスチックの特徴「いろんな形がある、いろんな色がある、軽い、安い」を紹介し、プラスチックはとても便利でみんなが毎日使っている事を確認しました。さらにペットボトルやストロー,スプーン,コップなど一度使ったら捨てる「使い捨てプラスチック」はごみが増える大きな原因となり、使い方や代わりになる物について考えました。
つづいて、世界中で問題となっている海ごみの多くはプラスチックゴミであることやマイクロプラスチックの問題,海洋生物や鳥,人間にまで悪い影響を及ぼしている事など解説しました。また、プラスチックの長所や短所、環境への影響についてまとめ、これからのプラスチック製品との付き合い方(使い方)について考えました。

講座の振り返りでは、「分解に時間がかかるので、プラスチック使用量を減らしたいと思った」「2050年には魚よりごみが多くなると聞いてびっくりした」「使い捨ての物を代わりになる物に替えたい」等の感想があり、環境保全に対する意識が高まっていました。