講 師:比嘉 香織 (沖縄こどもの国)
開催日:令和5年9月29日(金) 8:30~11:1
受講者:北大東村立北大東小中学校 小学生~中学生 (52名)
  所:北大東村立北大東小中学校 (島尻郡北大東村)

 北大東村立北大東小中学校 小学生~中学生を対象に、くらしと環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

 1校時は、小学1年~3年生を対象に「沖縄の自然や生き物」を実施しました。沖縄や大東島の生き物や外来生物等を写真で紹介しながら解説し、最後に「沖縄の生き物マップ」に生き物カードを貼り付けて、多様な自然の中に様々な生き物がいることを確認しました。
 2校時は、小学4年~6年生を対象に「プラスチックな毎日」を実施しました。身の回りにあるたくさんのプラスチック製品に気づき、使い捨てプラスチックの代わりになるものについて考え、プラスチックごみをどうやって減らすか考えました。
 3校時は、中学1年~3年生を対象に「SDGsについて」を実施しました。身近な環境問題として「気候変動(地球温暖化)」「廃棄物」「水質汚濁」「外来種問題」について解説しました。
 次に「SDGs」とは、2015年に国連サミットで合意・可決された持続可能な開発目標であり、2030年を達成年限とした17のゴール・169のターゲットがあり、また、17のゴールには5つの「P」と三つの「層」があるという考え方についての解説を行いました。
 講座の後半は「SDGsババ抜きカードゲーム」をグループで行い、ゲームを通してSDGsと私たちの暮らしのつながりについて学びました。「SDGsババ抜きカードゲーム」を行いSDGsのそれぞれの項目について自分たちが取り組める事を考えました。

今回の出前講座では、小学校低学年、高学年、中学とそれぞれの対象に実施する事ができました。離島地域での講座の際には、なるべく学校のニーズに合わせできる限り対応し環境学習において本島との格差をなくしていけるように努めていきたいと感じました。