講 師:名嘉山 国広(沖縄こどもの国沖縄県地域環境センター)
開催日:令和3年10月4日(月)9:20~12:00
受講者:八重瀬町立具志頭小学校 5年生(91名)
場   所:八重瀬町立具志頭小学校 各教室

環境学習の導入として、どのような環境問題があるのかクイズ等を交えて紹介し、沖縄の自然や環境保全活動に対する興味関心を引き出す事を目的に出前講座を実施しました。

はじめに、自分の身の回りの「いい環境」と「わるい環境」について考え、意見を出し合いました。「いい環境」は「自然が豊か、海がきれい、運動や思い切り遊べる広い場所がある」などの意見があり、「わるい環境」は「ゴミが多い、自然が壊される、空気が汚れている」など様々な意見が出ました。

つぎに、環境が悪くなる原因と私たち人間のくらしの中で行っていること(電気を使う、車に乗る、料理をする等)の繋がりについてクイズ形式で考え、人間が自分達の暮らしを良くしようと思ってやってきたことが結果として「環境問題」に繋がっていることを知り、自分達の日頃の行いによって環境を良くすることが出来ることに気づいた様子でした。

最後に、今自分に出来ることは何か、家族一緒に考えてほしい事を伝えました。講座終了後も「ダムと地球温暖化は繋がりがあるのか?」「樹木を増やせば水がきれいになるのか」などの質問があり環境保全に対する関心が高まった様子でした。