講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国)
開催日:令和3年9月25日(土)13:00~14:30
受講者:イオンライカムチアーズエコクラブ (9名)
場   所:沖縄県地域環境センターよりZOOMにて実施

おきなわ環境プログラム集(社会教育編)NO14『意外なところのプラスチック』を活用し、海岸の砂からマイクロプラスチックを調査し、微小で自然分解できないごみが海を汚染していることに気づき、プラスチックごみがなぜ問題なのか、私達にはどのような行動ができるのかを考える事もを目的に実施しました。

はじめに、イラストを使って沖縄の森や川や海など自然の中では多くの貴重な生きものが棲んでいるが、その同じ場所に不法投棄やポイ捨てゴミ、海岸では漂着ゴミなどが沢山ある事、また、多くの人々が、そのごみを拾い集めきれいにする環境保全活動を行っている事を紹介しました。さらに、世界中でプラスチックゴミやマイクロプラスチックの問題が深刻になっている事を紹介しました。

つづいて、海岸でのマイクロプラスチックの調べ方について説明し、事前に採集した海岸の砂(中城モール裏ビーチにて採集・中城村)を使ってマイクロプラスチック調べの作業を行いました。調査の結果、5mm以下のプラスチック片や発泡スチロール、プラスチック繊維が砂の中に含まれていることが分かりました。

オンラインによる講座で参加者は、それぞれの自宅から参加していたが、家族一緒に楽しみながら作業を行っていました。最後に、今回と同じような調査を別の海岸でも行い結果を比べたり、それぞれの今後の活動に繋げてほしい事などを伝え講座を終了しました。