講  師:吉岡 由恵(沖縄こどもの国)
開催日:平成30年10月15日(火)14:00~14:45
受講者:西原町立西原小学校 5年生3クラス 102名
場  所:西原町立西原小学校 

沖縄の自然やいきものを紹介し、自然・いきもの達の現状を知る事で自然環境を守るために自分たちでできる事を考え行動できるよう促す事を目的に実施した。
 初めに講師から、ヌマガエル、ズアカアオバト、アオカナヘビ、オオコウモリ等の身近な生き物の特徴を写真で紹介した。
 続いて、「在来生物」「固有種」「外来生物」の言葉の意味を解説し、それぞれの生き物について写真を示しながら講話した。世界地図を示し琉球列島がどの位置にあるか児童に問いかけ、沖縄の位置関係を確認。写真を見せながら、小さな琉球列島にたくさんの貴重な生き物が棲んでいることや琉球列島にはここにしかいない生き物が多くいて、世界中から注目されており東洋のガラパゴス諸島と呼ばれている事について説明した。さらにどうやって生き物が沖縄にやってきたのか?何億年も前に中国と大陸から陸がつながっている時にやってきた事や大きな肉食動物がいなかった事が要因であると解説した。さらに両生類のリュウキュウカジカガエル、オキナワイシガエル、イボイモリについて解説し日本の1%しか満たない琉球列島に多くの生き物が生息している事を解説した。
 最後に、講師から沖縄の自然は世界中からみてもとても貴重なものがたくさんある。たくさんの自然に触れたり、生き物を見つけていって欲しいと話し、終了した。ノネコ、グリーンアノール等の外来生物についても触れ、ペットは最後まできちんど調べて飼う事の大切さを伝えた。