講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国)
開催日:令和3年9月16日(木)9:35~12:15
受講者:北谷町立北玉小学校5年生3クラス (84名)
場   所:沖縄県地域環境センターよりZOOMにて実施

おきなわ環境教育プログラム集(学校教育編)NO.26を活用し、身近に生息する外来種について学び、生態を理解することで他の生物への影響について考える事を目的に実施しました。

はじめに、今年登録された世界自然遺産「奄美大島、徳之島、沖縄本島北部及び西表島」と沖縄を含む琉球列島の成り立ちや独特な自然についての紹介と在来種、固有種、外来種について解説しました。

つづいて、学校へ配布した生きものカードを使って在来種と外来種を分けてもらい、沖縄にいる外来種の多さを実感しました。さらに、紙コップを使って食物連鎖ミラミッドを作り、その地に棲む生き物たちのつながりや外来種が増えると生きものたちの生態系が崩れてしまうことを解説しました。

最後に、外来種を増やさないために自分に出来ることを考えてもらいましたた。「ペットを飼う時は最後まで飼う」「虫など捕まえたらその場で逃がす」などの意見があり自然や生き物に対する保全意識が高まった様子でした。