講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国)
開催日:令和4年7月25日(月)13:00~16:30
受講者:県内の教諭 (6名)
場   所:沖縄県立総合教育センター理科棟(沖縄市)

沖縄県内の教諭を対象に、プラスチックごみとリサイクルに関する理解を深め、環境教育に対する意識を高める事を目的に、指導員講習を実施しました。

はじめに、沖縄県環境教育プログラムを活用し、小中学校の出前講座等で実施しているプログラム『プラスチックな毎日』について解説を行いました。プラスチックの特徴について問いかけ、「いろんな形がある、いろんな色がある、軽い、安い」などプラスチックはとても便利でいろんなプラスチック製品があり、みんなが毎日使っている事を確認した。さらにペットボトルやストロー,スプーン,コップなど一度使ったら捨てる「使い捨てプラスチック」はごみが増える大きな原因となり、使い方や代わりになる物について考えました。つづいて、世界中で問題となっている海ごみの多くはプラスチックゴミであることやマイクロプラスチックの問題,海洋生物や鳥,人間にまで悪い影響を及ぼしている事など解説しましたた。また、プラスチックの長所や短所、環境への影響についてまとめ、これからのプラスチック製品との付き合い方(使い方)について考えました。
つづいて、リサイクル工作の体験実習として、洗って何度でも使える『蜜蝋ラップ作り』とペットボトルのキャップで作る『廃プラスチックでアクセサリー作り』を行いました。