講 師:佐藤 寛之(理学博士)
開催日:令和3年9月5日(日)10:00~12:00
受講者:一般県民 (10名)
場   所:沖縄県地域環境センターよりZOOMにて実施

9月の防災月間にちなみアウトドアの経験が乏しい現代人のために、ライフラインが止まった後やどんな状況でもたくましく生き抜くための知恵や技を楽しく学び身に着け、環境や防災について考えることを目的に実施しました。

※おきなわ環境教育プログラム集(社会教育編)⑪「家族で考える台風対策」、⑫「わが家の防災マップ」を活用しました。

はじめに地域環境センターの説明、9月の防災月間、各市町村におけるハザードマップの活用、おきなわ環境教育プログラム集の紹介をしました。

プログラム集⑪「家族で考える台風対策」⑫「わが家の防災マップ」を活用し各家庭でできる防災対策について考えてもらいました。

講師からキャンプ等のアウトドア、台風対策や災害時等でロープがあれば何かと便利であり、結び方を覚えるといざという時に役立つ事を解説しました。参加者には、一人1本のロープを各自準備してもらい、ロープを解けやすく結ぶ事をキーワードに『チェーンノット』『バタフライノット』『自在結び』『もやい結び』を実践した。どの参加者も何回も何回も結んでは解いてを繰り返し集中していました。

『アウトドア』と『防災』を絡める事で楽しみながら家族で学び実践する事で技や知識が身に付いたのではないかと感じました。コロナ禍において、アウトドア等の野外体験が注目される中、9月の防災月間と合わせて開催する事でより関心を高める事ができたようでした。防災については、備える事が重要になってくるので物品もあわせて知識や経験を学べる場を定期的に提供していきたいです。