講 師:田場 美妃子 (沖縄こどもの国)
開催日:令和5年7月28日(金) 13:30~15:30
受講者:なないろ児童クラブ 小学1年~6年生 (46名)
  所:なないろ児童クラブ (豊見城市)

 なないろ児童クラブ 小学1年~6年生を対象に、くらしと廃棄物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

 はじめにみつろうラップの紹介と普段家庭で使われているラップがプラスチック製品であることを解説した。つづいてプラスチックとはどんなものかを問いかけ、身の回りにあるプラスチック製品をワークシートに書き出し、使い捨てか使い捨てではないかを考えてもらうことで身の周りに使い捨てプラスチックがたくさんあふれていることを意識してもらいました。
 さらに、プラスチックごみによる被害を受けている生き物の写真を示し、自然界や生き物への影響について解説しました。ペットボトルやストロー,スプーン,コップなど一度使ったら捨てる「使い捨てプラスチック」はごみが増える大きな原因となることや、2050年までには魚の量より上回るとと予想されていることを伝えました。また、プラスチックはとても便利なものであるが、社会的にプラスチックのゴミを減らそうという動きがあり、みつろうラップは水洗いで何回でも使え、プラスチックごみの削減につながることを伝えました。

 児童から「海のごみで動物がかわいそうだと思った」「みつろうラップを早くお家で使ってみたい」「プラスチックの物をあまり使わないようにしたい」等の感想が聞け環境保全に対する関心が高まっているようでした。