講  師:吉岡 由恵(沖縄こどもの国)
開催日:令和元年6月19日(水)15:30~16:30
受講者:こども療育ステーションここふわ 児童(10名)
場  所:こども療育ステーションここふわ

 沖縄のコウモリのお話と観察を通して沖縄の自然や生き物について興味関心を抱き環境保全について考えるきっかけつくる事を目的に実施しました。
 始めに講師から児童たちに「コウモリを見たことがあるかな?」と尋ねるとほとんどの児童たちは「ない」との答え、沖縄にはたくさんのコウモリが棲んでいることを知らないようでした。この近所も夜になると学校や家の近くを飛び回っていて、ペリット(コウモリの吐き出した木の実などの食べかす)というコウモリの痕跡を見つけることができて、スズメやハトなどと同じように身近な生き物であることを解説しました。
 続いて、コウモリの観察では、毛皮の標本に触れたり、骨格や沖縄こどもの国に飼育しているオリイオオコウモリの生体を近くで観たりと五感を使ってコウモリについて学びました。
 実際にコウモリが吐き出すペリットも観察する事ができ、ペリットの中に種が含まれいて種が発芽する事を伝え、コウモリは樹木の繁殖の手助けをしていることを解説しました。
 最後のクイズでおさらいをし、生き物を守るためには自然を大切にすること
、普段の生活の中でゴミの捨て方や物を大事に使う事が大切で、自分でできる事を考えてやってみようと語り終了しました。