講 師:藤井 晴彦(沖縄自然環境ファンクラブ)
記 録:田場 美妃子 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和6年4月30日(火) 18:30~20:30
受講者:壼屋じんじんクラブ 小学生~親子(30名)
場   所:壼屋町民会館 (那覇市)

壼屋じんじんクラブ 小学生~親子を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

はじめに壺屋町民会館にて、こどもエコクラブ『壺屋じんじんクラブ』のメンバーより、昨年の活動発表がありました。毎年4月になると、毎日同じ時間帯にホタルの数をチェックする『じんじんパトロール』を行っています。
続いて講師の藤井晴彦氏より、沖縄で見られるホタルの種類や生態、ホタルを見る時の注意すべき点などの事前学習がありました。ホタルは肉食の甲虫であることのほか、きれいな水を必要とするイメージのある蛍ですが、日本に生息する蛍のうち水辺に生息しているのは僅か三種類であることや、沖縄本島で今の時期よく見られるのはクロイワボタル,オキナワスジボタルの二種類で、この二種類は発光の特徴に違いがあることなどを解説してもらいました。
次に、壼屋界隈の路地裏や空地、店舗の庭先など草木の多い茂みを中心にホタルの観察を行いました。街灯のついた通り沿いや店舗の庭先でもまばらにホタルの光が見られましたが、街灯を消した路地裏や空地ではより多くホタルの光が見られ、多くのホタルが棲んでいる事が確認できました。
前日の『じんじんパトロール』では38匹、今回の観察会では53匹のホタルを確認できました。

最後に、壺屋町民会館に戻りまとめ学習を行いました。外来種についての解説や、『壺屋じんじんクラブ』と地域の住民とが一緒にできる環境保全活動について話し合いました。「街灯の数は把握できているので、場所や向きについても確認していく」「12月には壁新聞づくりに取り組みたい」、など多くの活発な意見交換が行われ、地域の環境保全に対する意識の高まりを実感しました。
今後も地域の環境保全の一助になるよう、啓発活動を行っていきたいです。