講  師:吉岡 由恵 (沖縄こどもの国
日  時:平成29年8月11日(山の日・金) 11:00~16:00      
参加者:168名(子ども 89名、大人 78名)
場  所:県民の森(恩納村)中央広場

平成28年、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨として、新たな国民の祝日「山の日」が施工されました。地域環境センターにおいても、同日に特別イベントを実施し、県民が自然に親しむ機会を設けることで沖縄県における環境保全活動及び環境教育を推進する一助として実施した。
 本プログラムでは、沖縄の伝統的な染色法のひとつである琉球藍染めを行った。リュウキュウアイという植物を発酵させて、作られた泥藍から発酵建てした藍を用いて、事前に染色した布を用いる白抜という染め方で今回のプログラムを実行した。プログラムに参加する際には、琉球藍染は、酸化と還元の化学反応による布が染まっている事を伝え、さらに白抜という染色法は一度染めた布から還元作用で色が抜けるという説明を行った。
 参加者の中には、琉球藍染に興味があったのでこのイベントに参加したという方もいらっしゃった。非常に人気のあるプログラムということもあり、常に参加を希望する方が待機していた。待機されている方々も聞くことができるように、藍染に関する説明を参加者全員に向けて講話を行った。そのため、実際に作品作りする際に、ただ作品作りをするだけでなく、白抜の化学変化などについても興味を持って観察しながら、参加者取り組んでいたようだ。

【プログラムの様子】