講 師:山口 貴子(株式会社 島嶼生物研究所)
開催日:令和元年8月6日(火)9:30~12:00
受講者:オレンジ児童クラブ 小学1年生~5年生 (計47名) 
場  所:オレンジ児童クラブ及び金城公園(那覇市)

沖縄の自然や外来生物についての講話の後、学童クラブ近くの金城公園にて動植物の自然観察を実施し、自然環境や外来生物について興味関心を抱かせ、環境保全について意識を高める事を目的に実施しました。
 はじめに、学童クラブにて、グリーンアノールのコスチュームを着た講師が沖縄の在来生物(ヤンバルクイナ、オキナワトゲネズミ、オキナワイシカワガエル等)について解説し、続いて外来生物について解説した後、学童クラブ周辺でも近年増えたいる『グリーンアノール』の特徴や食性、棲み処について詳しく解説しました。
 講話の後、金城公園へ移動し、5グループに分かれ公園内でグリーンアノールや気になる生き物探しを行いました。各グループにスタッフが一人同行し採取の手助けや生き物の解説をしました。
 最後に、グループ毎に捕獲した生き物をワークシートにまとめ、講師がそれぞれの生き物について解説しました。 
 今回は、外来生物であるグリーンアノールを捕まえる事はできませんでしたが、罠にかかっているのを確認することができました。児童たちは外来生物のグリーンアノールが近くにも棲んでいる事を知り驚いた様子でした。身近な自然に触れる事を環境教育をする上で、足元の自然を知るとても良い機会であると感じました。これからも、観察会を実施していきたいです。
 ※今回捕獲した外来生物以外の生き物は観察後、公園に放しました。