講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国 地域環境センター)
開催日:令和2年9月17日(水)13:30~15:00
受講者:一般県民(10名)
場   所:沖縄こどもの国チルドレンズセンター2階

視覚に障害を持った児童を対象に、カメの標本を用いて触る観察を通して「見えない・見えにくい」という児童がじっくり触れて生き物への理解を促し、ウミガメとリクガメの違いを発見することを目的に実施しました。

教員主導で、授業を進めていき講師(沖縄こどもの国 地域環境センター)は児童への声掛けやカメの触り方のサポート、カメについての解説等を行いました。

教員、講師(沖縄こどもの国)自己紹介の後、2グループに分かれ、こどもの国から持参したアオウミガメ、ムツアシガメ、ハコガメ、イシガメ等の標本を用いて、カメの身体(甲羅、頭、足の形)を触察した。①のカメ②のカメが『ウミガメ』か『リクガメ』かをグループで話し合い発見したことをまとめ①のカメが『ウミガメ』②のカメが『リクガメ』であることを導き出した。①のカメが『ウミガメ』である理由として『ツメがない』『足がヒレみたいでやわらかい』『足がボートをこくオールみたい』『指がなくひらべったい』が挙げられ②のカメが『リクガメ』である理由として『甲羅がざらざら』『指が5本あった』『足にツメがある』『しっぽがながい』が挙げられました。次にカメの甲羅、頭骨の標本を観察しカメの背骨、肋骨、頭の形を確認し身体のつくりを解説しました。