講 師:名嘉山 国広(沖縄こどもの国 地域環境センター)
開催日:令和2年9月15日(火)9:35~12:15
受講者:那覇市立城南小学校4年生(78名)
場   所:那覇市立城南小学校

おきなわ環境教育プログラム集(学校教育編)NO.11を活用し、近年の自然災害について学ぶと共に、沖縄で起きた自然災害を学ぶことで、自然災害との関わりと防災への備えについて考えることを目的実施しました。

はじめに、自然災害について「どんな自然災害があるか?」を問いかけ災害について関心を引き出しました。児童たちからは、「津波」「台風」「集中豪雨」等の声が上がりました。「自然災害は自然におこることで人に被害があること」であると講師が解説。次に過去に沖縄で起きた災害(防風、大雨・洪水、土砂崩れ)やほかの地域の災害(東日本大震災の津波、雷、竜巻等)について写真を示し紹介しました。

災害を理解し自然とともに暮らしていくために何が必要か考えるために、災害が起きたらどうするか?を児童に問いかけ、大雨や台風の備えとして「天気予報をよく聞く」、「家の周りを片付ける」「停電、浸水に備える」「避難場所の確認や避難するときは早めにする」ことを解説しさらに地震、雷の時の対応についても解説しました。

締めくくりに、講師が常備している『非常持ち出し袋』(現金、懐中電灯、3日分の非常食、水、着替え等)の実物を紹介し終了しました。

1年に1度は防災について考える事で防災マップの確認や、非常時の対応、最新の情報を得て備える事につながる。9月の防災月間と合わせて講座を開催した事により一層関心を高める事ができたのではないかと感じました。