第117回環境啓発活動　指導員講習『水が危ない！』　～ろ過実験～

　フレンド・スター学童クラブ 指導員・関係者を対象に、みずと水資源に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に指導員講習を実施しました。

　指導員講習は、子ども達にとって身近な大人を環境教育の講師に育成することを目的に試験的に実施しています。
　水資源をテーマに、作成したシナリオを用いて、水の有限性や、水がどこから来るのか、水源や生活排水、水利用の現状から、日頃の生活と水の関わりについてワークシートに記入しながら確認しました。
　最後に水の浄化の仕組みについて理解してもらうため、ろ過実験装置で泥水をろ過する様子を観察してもらいました。受講者は、透明な水が得られると驚いていました。

　学童クラブ支援員は、「これまでも環境について子ども達と活動をしてみたかったが、専門的な話も出来ず、なかなか内容が定まらず困っていた」と話してくれたため、今後も継続して沖縄県地域環境センターや環境プログラム集の活用することを提案しました。ろ過装置についても自分達で材料を用意して子ども達と実験したいと興味を示してくれました。