講 師:藤井 晴彦(沖縄自然環境ファンクラブ)
開催日:令和3年7月17日(土)18:00~20:00
受講者:豊見城市 あゆみ保育園 (25名)
場   所:那覇市末吉公園及び森の家みんみん

夜の生き物を観察することで、沖縄の自然や生き物たちへの興味関心を引き出す事を目的として出前講座を実施しました。

はじめに、『森の家みんみん』にて事前説明を行いました。末吉公園内で観られるホタルやカエル,その他の生きものについて解説、本日の見どころ、観察時の諸注意を行い、観察会へと出発しました。

観察会は、まだ夕日が沈み切らぬ薄暮の中開始しました。公園に入るとすぐに木葉に隠れるように眠る『オキナワキノボリトカゲ』を見つけました。暗くなるにつれホタルの光が無数に広がっていき『クロイワボタル』の幼虫が光る様子も観察できました。その他、木の枝には『ナナフシ』,岩場の木の根元では『サワガニ』,安謝川の渓流では『オオウナギ』などの姿も観察することができました。

最後に、『森の家みんみん』にもどり地図を見ながら観察会の振り返りを行いました。「こんなにたくさんのホタルがいるとは思わなかった」,「キノボリトカゲがかわいかった」などの感想が上がり、自然や生き物に対する関心が高まった様子が窺えました。