講 師:藤井 晴彦 (沖縄自然環境ファンクラブ)
開催日:令和4年11月14日(月)、17日(木)、18日(金)9:00~11:00
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため3クラス3日に分け実施
受講者:那覇市立松島小学校 3年 (102名)
  所:那覇市末吉公園 (那覇市)

 那覇市立松島小学校 3年を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

 はじめに、「森の家みんみん」にてゲームのルール(コースの中で探す、グループ全員で見る、とらない、かくさない、決めた時間までにもどる)や13種類の指令カード(硬い木の実、ナナフシ、岩から生えた木、緑色のカタツムリを探すなど)について説明、観察時の諸注意を行いました。
 つづいて、3グループに分かれ、隣接する「末吉公園」に移動してゲームを開始した。園児たちは、「指令」により今までとは違った視点で、森を注意深く観察することで自然の様々な表情や不思議さに気付くことができたようでした。また、全員で見るというルールでチームワークを図り、情報を共有しながら楽しんでいました。

 ゲーム終了後は「森の家みんみん」に戻り、チームごとに見つけることができた指令カードの数を数え、見つけることができなかった指令カードの生き物がどこにいたかチーム同士で確認し合い感じたことを振り返り、自然の中で生きものを探す難しさや楽しさを改めて実感していました。今回の自然観察で、園児たちは自然の中から多くの大切なことを学んだようでした。