講 師:眞喜志 敦(一般社団法人沖縄リサイクル運動市民の会)
開催日:令和5年6月11日(日) 10:00~12:00
受講者:一般県民小学生~大人(23名)
  所:沖縄こどもの国チルドセンターB1研修室(沖縄市)

 一般県民小学4年生~大人を対象に、くらしと環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

はじめに、「買い物ゲーム」のルールを説明しました。テーマは、「買い物、料理、ごみ」とし、模擬スーパー「グリコンスーパー」でグループごとに買い物を行い、買い物を安くできたグループに順位をつけます。
 その後、買い物のおつりから、食品トレー、ラップ、レジ袋等のごみの処理費を差し引き、改めて順位をつけました。ガラッと変わった順位に驚く参加者に、ごみ処理費等について解説しました。

 買い物時には必ず出るごみの処理には、沢山の処理費が必要となりますが、処理費は結局自分たちが支払っていることや、リサイクルにもお金がかかることや、最終処分場「那覇エコアイランド」を紹介すると、海に埋め立てて管理している場所があることなどを伝えました。
つぎに、ごみ処理について考えながら2回目の買い物を実施しましたた。2回目の買い物では1回目と比べると格段にどのグループもゴミの処理費用が減っていました。
ゲームを終えて、模擬スーパーマーケットである「グリコンスーパー」の名前の由来となる、「グリーンコンシューマー」についての解説があり、また環境を考えて行動する消費者として行動することを促すためには、商品や買い物の仕方を考えてほしいと締めくくりました。