講 師:比嘉 香織、名嘉山 国広(沖縄こどもの国沖縄県地域環境センター)
開催日:令和3年4月19日(月)9:30~11:30、13:30~15:30
受講者:ホテル日航アリビラ従業員(26名)
場   所:ホテル日航アリビラ宴会場

身近な環境問題として沖縄県内のゴミ処理の現状やリサイクルなど3R活動の解説及び、リサイクル工作(布ぞうり作り、裂き織コースター作り、ペーパービーズ作り)を行い、環境保全意識を高めることを目的に実施しました。

はじめに、SDGsについての解説を行いました。2015年に国連サミットで合意・可決された持続可能な開発目標であり、2030年を達成年限とした17のゴール・169のターゲットがあり、沖縄県においても「沖縄県SDGs推進方針」を策定し、様々なステークホルダーとパートナーシップのもとSDGsの普及啓発に取り組んでいる事を解説しました。

さらに沖縄のごみ・リサイクル事情として、沖縄県のごみの排出量、ごみ処理の現状、廃棄物や廃棄物処理の副産物を利用する施設(バイオマス再資源化センター、那覇・南風原クリーンセンター、八重瀬町バイオガスプラント等)について解説しました。

次に、今回初めて参加した方は布ぞうり作り、前回参加した方は裂き織コースター作りとペーパービーズ作りを行いました。

材料となる衣服はシミや穴が開いていても使えるので無駄がなく使用でき、それぞれ個性的な作品が完成し、古材料の活用について関心を持ったようでした。