講 師:比嘉 香織、田場 美妃子(沖縄こどもの国)
記 録:田場 美妃子(沖縄県地域環境センター)
開催日:令和6年7月16日(火) 10:30~14:35
受講者:金武町立嘉芸小学校 3.6年 (65名)
場 所:金武町立嘉芸小学校 (金武町)
金武町立嘉芸小学校3年生、6年生を対象に、くらしと環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。
6年生では「災害を知ろう」をテーマに講座を実施。はじめに、災害についてどのようなものがあるか考え、身近に起きる災害からテレビ等の報道で見たことのある災害までいろいろなことが自然によって引き起こされることを確認しました。また、台風、水害、土砂崩れ、竜巻など沖縄県で発生した災害や東日本大震災などを画像を用いて紹介。つぎに、金武町の防災マップを確認し4月に津波警報が発表された際、どのような行動をとったのかの振り返りをしてもらった。
それから、国土交通省が作成した「このつぎなにがおきるかな?」カードを用いて防災カルタを行いました。カルタゲームを通して、津波や水害が発生した場合にどのような危険があるのか、どのような行動をとると良いのかを確認しました。
3年生では「沖縄の自然や生き物」をテーマに講座を実施。はじめに、嘉芸小学校周辺の自然環境を確認し、沖縄の有名な自然環境について紹介しました。それから沖縄固有の生き物をクイズを交えながら説明しました。
その後、沖縄の自然環境の絵に生きものカードを貼り付けマップを完成させる『生きものマップ作り』を実施。生きものカードに書かれた特徴をよく読み、どのような環境でどのような生きものが暮らしているのか考えながらマップを完成させることができました。
授業の後半では、「ネイチャービンゴ」カードを用いてネイチャーゲームも実施。熱中症アラート対策として、10分ほどで時間を区切り実施したが、全部のお題をクリアした児童もおり、集中して取り組んでいた様子が伺えました。
講座の最後には「車を使って逃げるのは危ないと分かった」や「事前に安全な場所を確認したい」「虫のいる場所が大体わかった」など学びや気づきを得たコメントを聞くことができました。