寒い朝、ずっと前に調べたことのあるシャクガ科のガを見かけました。
本を開いて調べてみると、シャクガ科 エダシャク亜科の、たぶんユウマダラエダシャク。
とても良く似たガがいく種類かおります。その判別の方法は、「大きさ」と、「前翅・灰色の斑紋の部分に黒い環紋の有無」だそうです。
さてさてお昼にもう一度確認しにいってみると、同じ木の、同じ葉っぱにまだいます。大きさと黒い環紋の有無を確かめることができて満足ですが、その後夕方、さらには次の日の朝になっても、ほぼ同じ場所に。
蛾はあまり動かないことのほうが多い種類もいるとは聞きますが、生死を確かめようと思い切って触れてみると、びっくりした様子で翔び、その後また同じ木の同じ葉っぱに素早く戻ってきました。
なるほど、お家だったのかもしれませんね。
(沖縄島那覇市)