リュウキュウボタンヅル
(沖縄島中部)
九月終り頃、散歩の途中に見かけた植物のいでたちがなんだか謎めいていて気になりました。
花の咲き終わりと思われる部分が、フワフワしたりチュルチュルしたり。
遠くから見ると綿あめのようですが、近よって見るとあやしく放射状に伸びた花芯の真ん中に固そうな、、種?実?
ちょくちょく調べてみたのですが、キンポウゲ科 センニンソウ属の仲間がこのような果実をつけるのだそうです。
気になったフワフワのチュルチュルは、タンポポと同じく、風に飛ばされて繁殖するための綿毛でした。
このような綿毛を持つ植物はほかにも沢山あるそうなので、また探してみたいと思います。
図鑑によると、葉っぱの形からリュウキュウボタンヅルとわかりました。
参考は、
大川智史・林将之 著『琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑』2016/11/15 文一総合出版
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