講 師:佐藤 寛之 (沖縄生物俱楽部)
開催日:令和4年10月7日(金) 10:00~11:30 
受講者:南城市立玉城中学校 1年 (4名)
場   所:糸満市大渡海岸 (糸満市)

 南城市立玉城中学校 1年を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

 はじめに、観察会場である糸満市大度海岸は、沖合まで長いリーフが広がり、干潮になると大きなタイドプールが現れ、間近に色々な生き物を観察できることなど紹介しました。また、『イモガイ』など有毒な生き物について注意喚起を行いました。
 つづいて、海岸から沖のリーフエッジに向かって進みながらサンゴ礁上の生き物やタイドプールの様子を観察しました。ノッチでは地層や湧水の様子が見られ、大きなタイドプールでは、石サンゴ類や枝サンゴ類、アマモ類、スズメダイやクマノミの仲間、その周辺の岩礁ではクロナマコ、アオヒトデ、ケブカガニ、シャコの仲間など様々な種類の生き物を観察することができました。

 参加者からは、「いろんな種類の生き物が観れて良かった」「近くの海岸でも観てみたい」などの感想があり、自然と生き物に対する関心が深まったようでした。