講 師:比嘉 香織、名嘉山 国広、與儀 環(沖縄こどもの国)
開催日:令和4年10月11日(火)9:30~14:20
受講者:浦添市立内間小学校(47名)
場   所:浦添市内間小学校(浦添市)

内間小学校の皆さんを対象に、くらしと廃棄物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に実施しました。
はじめに、海のゴミが首に絡まったウミガメの写真を示し、自然界においてはこのような状態になった生き物にはなすすべがないことを伝えました。海のゴミは年々増加しており、2,050年までには魚の量より上回るとと予想されていることを伝えました。
また、プラスチックはとても便利なものであるが、現在、社会的にプラスチックのゴミを減らそうという動きがあり、その点、みつろうラップは、素材が布とみつろうでできているばかりか、何回でも使え水洗いもでき、ごみの削減につながることを伝えました。
つづいて、みつろうラップの工作を行いました。ひとり一枚づつ好きな木綿の布地を選び、ビーズ状のみつろうをまばらに乗せ、みつろうを溶かすようにアイロンをかけ、満遍なく布に染み込ませて冷まし、みつろうラップを制作しました。
児童からは、サランラップの代わりになる「みつろうラップ」が簡単に作れる事に感心し、制作を楽しんだようでした。もっとつくりたい、みつろうラップ以外にも、環境にやさしい制作物があるならやってみたいとの感想が聞けました。