講 師:藤井 晴彦(沖縄生物倶楽部)
開催日:令和4年8月1日(月)13:00~16:00
受講者:那覇市立松島中学校 教員(40名)
場   所:森の家みんみん及び末吉公園(那覇市)

松島中学校教職員を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に実施しました。

はじめに、「森の家みんみん」にて、琉球列島の成り立ちや沖縄の自然環境の特徴、地域ごとの森の形成や植生のちがい、食物連鎖など生きもの全体の繋がりについて解説しました。また、末吉公園の地形や地質、歴史的な建造物『末吉宮』や昔の集落跡地、現在の『末吉の森』は戦後形成された植物群落であることなど解説しました。
つづいて、末吉公園に移動して観察会を行いました。『アマミアラカシ』の植栽地、遊歩道沿いに見られる『オオバギ』や『ハマイヌビワ』の群落、繁殖力の強い外来種『ククイノキ』など様々な植物の様子を観察しました。

参加者からは、「公園の様子や自然についてよくわかった」「生徒たちにもよく見せて色々学ばせたい」などの意見があり身近な自然や環境に対する関心が高まっていた様子でした。