講 師:佐藤 寛之(沖縄生物倶楽部)
開催日:令和4年7月1日(火)19:00~21:00
受講者:サンゴ守りんちゅ 小学生~大学生、保護者(20名)
場   所:八重瀬町ホロホロ-の森、具志頭浜(八重瀬町)

サンゴ守りんちゅ 小学生~大学生、保護者を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

暗くなるのを待つ間に、講師より「今の時期は大気が安定しており天気がわかりやすい」、「風の吹く方角の変化を感じ取る」方法などの解説があり、皆興味深げに聞いていました。20時近く、暗くなり始めたので森へ移動。森に入ってすぐクワズイモがあり、しびれる様な痛みのある味がするが赤い実は熟すると甘くなるのはなぜか、という解説を行い、講師が実を食べると続けて参加者も食べ始めました。甘味はあるようだがやはり痛みのある味がすると皆水筒の水をごくごく飲んでいました。

夏枯れで生き物が少ないと講師からあったが、とても大きなジョロウグモや生きた化石・トカゲモドキ、休んでいるシロオビアゲハ、ホタル、アオミオカタニシ等、様々な生き物や植物をじっくりと観察することができました。

21時過ぎに森を抜け、具志頭浜に着いたが、当初予定していたオカヤドカリの産卵を見る事はできなかったが、とてもきれいな夏の星座を観察することができました。
最後に、夜の自然観察を行う際のライトの使用や楽しみ方について、講師からまとめの話があり講座を終了しました。参加者は非常に満足しており、自然や生き物に対する関心が高まった様子でした。