講 師:名嘉山 国広(沖縄こどもの国)
開催日:令和4年9月9日(金)13:50~15:40
受講者:うるま市立高江洲中学校 2年生(80名)
場   所:高江洲中学校(うるま市)

うるま市立高江洲中学校2年生を対象に、くらしと環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高める事を目的に実施しました。

はじめに、環境問題について、地球温暖化や廃棄物問題など世界的に様々な問題があり、それぞれの問題は、私たちの毎日のくらしの中で行われる活動が大きな原因であることを解説しました。
つづいて、SDGsについて、2015年に国連サミットで合意・可決された持続可能な開発目標であり、2030年を達成年限とした17のゴール・169のターゲットがあること。また、17のゴールには五つの「P」という考え方についての解説を行いました。また、身近な環境問題に焦点を当て、食品ロス削減については「12.つくる責任・つかう責任」、世界の異常気象や災害と「13. 気候変動に具体的な対策を」、海に流れ出ているプラスチックゴミと「14.海の豊かさを守ろう」、などいくつかのゴールとそれに付合する環境問題についてかみ砕いた内容で紹介しました。

最後の質疑応答では、「持続可能な開発を達成するためには、自分にできることはなんだろう」、「世界で食品ロスはどれぐらいあるのか」、「最近絶滅した生きものはいますか」などといった質問があげられ環境保全に対する意識が高まっていた様子でした。