講 師:新城 龍刀 (沖縄こどもの国)
記 録:比嘉 香織 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和7年6月26日(木) 9:40~15:35
受講者:八重瀬町立具志頭小学校 3年生、5年生 (155名)
場 所:八重瀬町立具志頭小学校 (八重瀬町)

八重瀬町立具志頭小学校の3年生と5年生を対象に、自然と環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的とした出前講座を実施しました。

3年生(3クラス)を対象にした「沖縄の自然や生き物」の講座では、まず世界地図で沖縄の位置を確認し、沖縄本島がタツノオトゴに似ていることや、2021年に世界自然遺産に登録されたことを伝えました。

沖縄県に固有の生き物が多い理由を、琉球列島の成り立ちをイラストで示しながら解説しました。
また、沖縄の生き物に関するクイズを通して興味関心を引出し、カンムリワシとオリイオオコウモリの剥製標本を観察しました。
最後に「生き物マップづくり」を行い、様々な自然環境の中にどのような生き物がいるのかを確認しながら振り返りを行いました。

5年生(2クラス)を対象にした「環境問題ってなんだろう」の講座では、まず「環境」という言葉の意味を説明し、児童にとって「良い環境」と「悪い環境」を考えてもらいました。
身近な環境問題として、地球温暖化、廃棄物問題、水質汚濁について解説しました。
それぞれの問題点、原因、予測される未来について説明し、日々の生活における行動(料理、車の利用、買い物など)がどの環境問題の原因になるのかをクイズ形式で確認。
自分たちの行動が環境問題につながっていることを再認識してもらいました。

3年生の児童からは「ケナガネズミが森林にいることを初めて知りました」「沖縄に外来種がいることを知りました」「動物がたくさんいることを知りました」といった感想が聞かれ、
5年生の児童からは「いろいろな環境問題があって、問題を起こしたのは人間だけど、解決するのも人間だと分かった」「植物が吸う二酸化炭素より、人間が出す二酸化炭素が多すぎることが分かりました」といった感想が聞かれました。
この講座を通して、沖縄の自然や環境問題に対する児童たちの興味関心が高まったようです。