講 師:宮城 弘子 (沖縄県地球温暖化防止活動推進員)
記 録:比嘉 香織、田場 美妃子、大城 恵利 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和6年11月26日(火) 9:30~11:30
受講者:中城村泊公民館 大人 (10名)
場 所:中城村泊公民館 (中城村)
中城村泊公民館 大人を対象に、ごみと廃棄物に関する理解を深め、
環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。
講師より初めに、コンポストの普及活動をするにあたっての自身の経緯や
大切にしていること、ごみ問題に関する現状等についての話がありました。沖縄は
土地面積の狭さ故、埋め立てによる処分には限界があるということ、また焼却処分を
続けていくことで地球温暖化を加速させてしまう懸念、そしてこの世界規模の危機的状況を理解し、
今ある自然を後世に残したいという思いから、個人レベルでごみの廃棄量を減らせる取り組みとして、
気楽にできる生ごみリサイクル方法であるコンポスト作りを提案。実際に参加者と作りながら解説を
進めました。
コンポストはプランターや鉢はもちろん、バッグ、回転式、電動式、肥料袋などでも作ることができ、
また主な基材としては腐葉土、米ぬか、ピートモス、もみがら燻炭などがあります。ただ、ピートモスや
燻炭は輸入のものが多く、どんなものが配合されているか分からない点や、輸入の際に多くのエネルギー
を必要とするため、地球温暖化に繋がってしまいます。そこで今回は、県内で発生した木屑を主な原料
とした地産地消型の基材「いっぺーじょーとー君」を使用。いっぺーじょーとー君は分解に欠かせない
微生物(糸状菌)を多く含んでおり、一般的な腐葉土より分解が早まると説明がありました。
室内での解説を終え、テラスにてコンポスト作りを開始。参加者の中には普段から自宅で植物や野菜作り
をしている方、コンポストに関する知識を多少お持ちの方も居り、微生物の話から納豆菌の活用法で
話題が広がる場面も。作り方の注意点として、初めての場合、最初は野菜くずだけにすること、
生ごみを足したら乾いた土を上から被せること、ネズミや猫等の侵入を防ぐためネットや布を被せること
などが伝えられました。また、微生物の活性化には適量の湿り気と栄養、そして空気が必要といい、
混ぜて空気を含ませやすいように入れ物の大きさや、土の量にも注意が必要と補足がありました。
座学の時間からコンポスト作りまで、参加者は終始熱心に取り組んでおり「どのくらいのペースで
かき混ぜたら良いのか」「完成の見極めはどのタイミングか」「どんな場所に設置したら良いのか」
など質問もよく挙がっていました。各自持参した生ごみ投入後、早速お互いに今後の計画や楽しみ、
工夫などの情報交換の場となり、生ごみ廃棄削減に取り組む意義が深まった様子でした。











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