講 師:藤井 晴彦 (沖縄自然環境ファンクラブ)
記 録:田場 美妃子、大城 恵利 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和6年11月7日(月) 10:00~12:00
受講者:南城市生涯学習課 大人 (23名)
場 所:ホロホローの森 (八重瀬町)

南城市生涯学習課大人を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、
環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

はじめに、沖縄島や琉球列島の島のでき方について説明を行いました。
西表島や久米島は元から島だったのに対し、宮古島や多良間島は浅い海であったため
サンゴ礁からできています。
沖縄島は、これらの特徴を両方併せ持っている島であることを解説しました。
今回観察するホロホローの森は、サンゴ礁由来の石灰岩が多く分布しているため、
石灰岩と相性の良い植物がたくさん見られることを案内し、観察会を開始しました。

ホロホローの森は断層によって隆起した地形であり、ブロック状に残った石灰岩が堤防のように
盛り上がる石灰岩堤となっています。ガジュマル、オオバキ、ハマイヌビワ、トウツルモドキ、
フウトウカズラ、アコウなどの様々な植物や、アオミオカタニシ、ナナホシキンカメムシなどの
生き物も観察することができました。
参加者は、ゲッキツの花の香りに喜んだり、樹木の表面にシミのように見える地衣類が環境指標に
なることに感心したりしながら観察会に参加しており、楽しみながら自然環境について学んでいる
様子が終始伺えました。