講 師:藤井 晴彦(沖縄自然環境ファンクラブ)
記 録:田場 美妃子 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和6年5月10日(金) 18:30~20:30
受講者:勢理客こども園 幼稚園児(57名)
場 所:那覇市末吉公園(那覇市)

勢理客こども園幼稚園児を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

はじめに、『森の家みんみん』で、沖縄に生息するホタルについて講座を行いました。講座の導入では昆虫の特徴(足の数や変態すること)について確認し、ホタルは昆虫であることを解説しました。沖縄本島(末吉公園)でこの時期よく見られるのはクロイワボタルとオキナワスジボタルの2種類で、発光のリズムの違いで見分けがつきます。またホタルの食性、雌雄の違い、幼虫の違いについても解説しました。続いて、外来種のヤエヤママドボタルについて説明し、オキナワマドボタルとは体の大きさや背中の模様が違うことを確認し、持ち帰らないよう注意を促しました。今日観察できそうなカエルやカニの仲間など、ホタル以外の生き物についても紹介しました。最後に観察時の注意事項を説明し、観察会へと出発しました。
明るいうちに公園に入ったこともあり、暗くなるにつれ目が慣れホタルの光を発見しやすく、クロイワボタル、オキナワスジボタル、オキナワマドボタルの光り方の違いを観察することができました。その他にヤコウボクの香りやクワズイモの花が咲いているのも観察できました。また、リュウキュウカジカガエル、オオウナギ、ナナフシ、モリヤモリの姿も観察することができました。

最後に、『森の家みんみん』に戻り今日見た生きものについての振り返りを行い「ホタルをたくさん見つけた」、「楽しかったからお兄ちゃんも連れてきたい」などの感想があり、自然や生き物に対する関心が高まっていた様子が見られました。