講 師:比嘉 香織 、田場 美妃子 (沖縄こどもの国)
開催日:令和6年3月7日(木) 15:30~17:30
受講者:大木わんぱく広場 小学生 (13名)
場   所:読谷村大木公民館 (読谷村)

小学生を対象に、自然と環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

はじめに、葉っぱの葉脈の役割(血管や骨のような役割があること)や、葉脈標本についての解説を行いました。その後、葉脈標本づくりに取り組みました。

葉脈標本は環境センターで事前に準備したリュウキュウコクタンを使用しました。リュウキュウコクタンは沖縄に多く分布している植物で、葉っぱが厚く固いので葉脈標本づくりに適しています。

処理済みのリュウキュウコクタンをトレイの上に置き、歯ブラシで優しく叩くと葉肉が剝がれ、葉脈のみが残ります。それを乾かし、ラミネートで加工し葉脈標本の栞を作成しました。

標本作成中に先生から、「他の葉っぱではできないのか」という質問がありました。

これに対して、葉脈標本は葉肉が薄く柔らかい葉ではうまくできないことを説明しました。

工作終了後、児童からは、「家族やお友達にプレゼントしたい」、「小さな葉っぱがかわいかった」といった感想があり、楽しみながら工作に取り組み、自然に対する関心が高まっていました。