講 師:比嘉 香織 (沖縄こどもの国)
記 録:大城 恵利 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和6年11月12日(火) 13:45~14:35
受講者:宜野湾市立普天間中学校 2年生 (195名)
場 所:宜野湾市立普天間中学校 (宜野湾市)

宜野湾市立普天間中学校2年生を対象に、くらしと防災に関する理解を深め、
環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

「災害を知ろう」というテーマに沿って、まず自然災害とは何か?
という問いかけからスタート。自然に起こることで人に被害があること、という
言葉の意味を伝えながら、日本各地や世界中で起きた印象的な災害についてスライドで紹介しました。
どういう状況でどんな規模の災害だったかを併せて解説。また、あまり災害としての認識や実感が
薄い竜巻だが、土地が平坦で海に囲まれ、積乱雲が発生しやすい場所である沖縄は、竜巻発生件数が
一番多いという事実を知ると、多くの生徒が驚いた様子でした。さらに近年、降雨の頻度や雨量も
多くなってきており、要因として気温の上昇がよく聞かれるが、様々なデータを照らし合わせ、
多角的に変化を見る必要があることも加えて説明しました。

続いて防災クイズを行い、調理中に地震が起きた際の消火のタイミングやエレベーターに乗って
いる時の対応、避難所へ向かうタイミングはいつか?など、生徒たちに解答してもらいながら認識の
アップデートを促しました。一番身近な被害として起こりやすい浸水被害については、50センチと
聞くと浅いと思いがちだけど、実は成人男性が歩行困難になるほどの水かさであると伝え、
その浸水レベルをバーチャルで体験できるアプリを使って状況イメージを見せると、生徒全体から
感嘆の声や反応が挙がりました。最後に、被害に遭った時の心構え、また避難時に必要となる非常時
持ち出し袋についても確認し、講座を終了しました。

最後に生徒から「色んな災害の種類について改めて知ることができ、また修学旅行で震災ミュージアム
を訪れる予定となっており、その事前学習としてとても勉強になった」という感想が聞かれ、
災害についての認識や理解が深まったことが伺えました。