講 師:比嘉 香織、宮里 優子、名嘉山 国広 (沖縄こどもの国)
開催日:令和4年9月8日(木) 11:30~15:30
受講者:那覇市立真嘉比小学校 小学3.4.6年 (300名)
場   所:那覇市立真嘉比小学校 (那覇市)

 那覇市立真嘉比小学校 小学3.4.6年を対象に、くらしと環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

3年生の講座では、『沖縄の自然や生き物』をテーマに沖縄の様々な自然環境や沖縄の生き物を在来種、固有種、外来種に分けて解説しました。さらに、『おきなわの生き物マップ作り』を行い、生き物たちがどんな所に棲んでいるのか、マップを作りながら自然環境とのつながりを考えました。
 4・6年生の講座では、『環境問題って何だろう?』をテーマに自分の身の回りの「いい環境」と「わるい環境」について考え環境について理解を深めました。さらに、環境がわるくなる原因と私たち人間のくらしの中で行っていること(電気を使う、車に乗る、料理をする等)の繋がりについてクイズ形式で考え、人間が自分達の暮らしを良くしようと思ってやってきたことが結果として「環境問題」に繋がっていることへの気づきを引き出しました。

しめくくりに、3年生の講座では、『自然や生き物を守るために自分に出来ること・・』と問いかけ、「ゴミを拾うなど、生きものが生きやすい環境をつくりたい」「希少な生きものを見つけても捕らない」「外来の生きものをペットとして飼育している場合は、絶対に逃がさない」などの意見がありました。また、4・6年生の講座では、『環境を守るために自分に出来ること』と問いかけ、「食事を残さない、近い所は歩いていく、使わない電気は消す」などの意見があり、それぞれの講座で環境保全に対する意識が高まっていました。