講 師:名嘉山 国広、比嘉 香織、與儀 環(沖縄こどもの国)
開催日:令和3年3月2日(火) 10:00~12:00、14:00~16:00
受講者:ホテル日航アリビラ 従業員 (100名)
場   所:ホテル日航アリビラ宴会場

おきなわ環境教育プログラム集(社会教育編)⑰,参考資料を活用し、身近な環境問題として、沖縄県内のゴミ処理の現状やリサイクルなど3R活動の解説及び、リサイクル工作~古着で布ぞうり作り~を行い、環境保全意識を高めることを目的に実施しました。

はじめに、SDGsについての解説を行いました。2015年に国連サミットで合意・可決された持続可能な開発目標であり、2030年を達成年限とした17のゴール・169のターゲットがあり、沖縄県においても「沖縄県SDGs推進方針」を策定し、様々なステークホルダーとパートナーシップのもとSDGsの普及啓発に取り組んでいる事を解説しました。

さらに沖縄のごみ・リサイクル事情として、沖縄県のごみの排出量、ごみ処理の現状、廃棄物や廃棄物処理の副産物を利用する施設(バイオマス再資源化センター、那覇・南風原クリーンセンター、八重瀬町バイオガスプラント等)について解説しました。

次に、不要になった衣服のリサイクルとして古Tシャツを使った布ぞうり作りの制作を行った。テキストを用いながらそれぞれ持参した古着を活用した制作を行いました。

Tシャツを使った布ぞうりは柔らかく履き心地がよく好評であった。材料となる衣服はシミや穴が開いていても使えるので無駄がない。それぞれ個性的な布ぞうりが完成し、古布の活用について関心を持ったようでした。