講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国 沖縄県地域環境センター)
開催日:令和3年11月12日(金)11:35~12:20
受講者:石垣市立宮良小学校 6年生1クラス(21名)
場   所:石垣市立宮良小学校 教室

おきなわ環境教育プログラム集(学校教育編)NO.6を活用し、沖縄のエネルギー事情を学び、未来のエネルギーバランスを考え、再生可能エネルギーの地産地消を学ぶことにより環境に対する興味関心を引き出すことを目的に実施しました。

まず初めに、身近で使われている電化製品やモノレールの写真を示し、生活に欠かせない電気だが、「もし電気がとまると困ること」を問いかけると「暗くて困る」「冷蔵庫でものが腐る」「テレビが見られなくなる」「ごはんを作るのに時間がかかる」「ゲームの充電ができなくなる」など、児童たちは次々に手を挙げて答え、意見を出し合いました。

続いて、電気の作り方にもいろんな方法があり(火力発電、水力発電、太陽光発電、風力発電、地熱発電)その仕組みやメリット・デメリットがあることを詳しく解説していました。さらに沖縄のエネルギー事情や、日本のエネルギー事情についても触れました。沖縄の96%が火力発電に頼っており、大気汚染や燃料枯渇につながり、これをどうしていくかを考え行動していくことが、持続可能な社会を目指す17の目標SDGs(エスディージーズ)の目標7にあたると伝えました。

最後に、手回し発電、風力発電の体験を行った後、みんなで意見を出し合う中で、いい考えが見つけることができれば、SDGsの目標達成につながると締めくくり、講座を終了しました。