講  師:藤井 晴彦 (沖縄自然環境ファンクラブ)
開催日:平成30年12月19日(月)9:30~11:30
受講者:那覇市立松島小学校3年生1クラス(36名)
場  所:那覇市末吉公園及び森の家みんみん

 グループごとに「指令カード」を持って、末吉公園の森に隠れている生き物や植物などの自然を探す「森の指令ゲーム」を行い普段気づかない自然の面白さに気づいてもらうことを目的に実施した。
 ゲームは、①とらない、かくさない ②グループ全員で見つける ③コース内で探す ④決められた時間内でもどる のルールで行われた。
 「岩から生えている木」「石みたいな固い木の実」「虫こぶのついた葉」など13種類の指令カードが配られ児童たちは、注意深く森を散策した。児童らは、「探す」という行為で森を注意深く観察することで自然の様々な表情や不思議さに気付くことができた。全員で見るとういルールでチームワークが試され、情報の共有ができた。
 森の散策の終了後は、チームごとに発見できた生き物やどこにどんな生き物がいたのか等講師が解説した。「身近な場所にも様々な生き物がいて、見つけようとがんばって見ると色々な発見があり面白いと感じる事が大切で、この自然がずっと残るようにするには、どうすればいいのか考えてみて下さい」と締めくくった。
 沖縄の自然や身近な自然、生き物を好きになる事が環境への興味関心を抱くきっかけにつながると改めて感じた。