講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国 沖縄県地域環境センター)
開催日:令和3年11月9日(火)9:35~11:20
受講者:宮古島市立下地小学校 4学年2クラス (45名)
場   所:宮古島市立下地小学校 各教室

おきなわ環境教育プログラム集(学校教育編)NO.15を活用し、日常生活において“プラスチック製品”が大量にあることに気づき、使用を減らすことができるかを考える事を目的に実施しました。

はじめに、プラスチックってどんなものか問いかけ、〝いろんな形がある″〝いろんな色がある″〝軽い″〝安い″などプラスチックはとても便利でいろんなプラスチック製品があることに気づかせました。さらにペットボトルやストロー,スプーン,コップなど一度使ったら捨てる「使い捨てプラスチック」について解説し、使い方や代わりになる物を考えてワークシートに記入させました。

つづいて、世界中で問題となっている海ごみの多くはプラスチックゴミであることやマイクロプラスチックの問題,海洋生物や鳥,人間にまで悪い影響を及ぼしている事など解説しました。また、プラスチックの長所や短所、影響、プラスチック製品の使い方について考えさせました。

最後に、日本は一人当たりの使い捨てプラスチックの使用量が、世界第2位であることやこのままでは、2050年には海ゴミの量が魚の量を上回る事など世界中で深刻な問題となっていることを伝え、プラスチックが環境に悪い影響を及ぼすことを防ぐにはどうしたらいいのか、自分に出来ることは何か、一人一人考えてほしい事を伝え講座を終了しました。