渡嘉敷村立渡嘉敷小中学校の1年生から6年生を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的とした出前講座を実施しました。
今回の講座には、全校児童に加えて校長先生をはじめとする約10名の教職員も参加し、学校全体で環境教育へ取り組む熱意が感じられる中での開催となりました。まずは地図を用いて、沖縄の地理的な位置や渡嘉敷島周辺の環境を改めて確認することから始めました。
続いて、沖縄の生き物たちのユニークな生態を紹介しました。オリイオオコウモリが食事をする様子を動画で観察したほか、セミの鳴き声の聞き比べも行いました。「このセミの声はいつ頃聞こえるかな?」「島では聞いたことがない声があるね」など、児童たちは自分たちの生活環境と照らし合わせながら、身近な自然の音に熱心に耳を傾けていました。
中盤には、沖縄の自然環境図に生き物カードを配置していく「生き物マップ作り」に挑戦しました。低学年の児童は先生に教わりながら、高学年の児童は自分の知識をフルに活用して次々と適切な場所へカードを貼っていきました。まとめの時間には、多様な自然環境を写真で振り返りながら、自分が選んだ生き物について元気に発表しました。
授業の最後には、児童から「沖縄本島だけでなく、自分たちが住む渡嘉敷島にも絶滅危惧種がたくさんいることに気づいた」という鋭い感想や、「生き物探しのクイズが楽しかった」といった声が寄せられました。自分たちの島の自然の豊かさと、そのかけがえのなさを再認識する貴重な機会となりました。
