講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国沖縄県地域環境センター)
開催日:令和3年10月9日(土)10:00~12:00
受講者:イオン那覇チアーズエコクラブ (30名)
場   所:沖縄県地域環境センターよりZOOMにて開催

水にかかわる写真をみながら、世界や日本の水環境について考えることを通して、地域の水環境について考え、地球上に存在する水の内、人間を含めた生き物が利用できる水の量を知り、水資源の有限性に気づかせる事を目的に出前講座を実施しました。

はじめに、地球上の全水量(13億8,600万㎦)の1/32が淡水、その内1/8が利用可能な水(地下水及び湖・沼・河川水)、さらにその1/32が湖・沼・河川水(約10万㎦)となり、A4用紙を地球上の全水量にみたてて切り取っていくと、最後は指先に乗るほど小さな紙片となり利用できる水量の少なさを実感させました。

つづいて、沖縄の水事情について写真(ダム・湧水・昔の水売り風景等)やグラフ(水源別取水量の変化等)を見ながらクイズを交えて解説しました。また、人口増加や水使用量の増加により2050年までに世界人口の40%が水ストレスもしくは水不足に直面すると予想されている事を解説しました。

今回は、オンライン講座であったが、カメラ越しに作業の進み具合の確認を取り、クイズの回答を手振りでするなどスムーズに講座を進めることができました。最後に、今日聞いたことを家族みんなに話して、水を大切に使ってほしい事などを伝え講座を終了しました。