講 師:比嘉 香織、與座 真弓 (沖縄こどもの国)
日 時:平成29年10月24日(火) 9:35~11:20      
参加者:八重瀬町立新城小学校 5年生 (22名)
場  所: 八重瀬町立新城小学校

新城小学校では総合学習(5年生)に環境をテーマに取り組んでおり、沖縄の環境について調べ学習を行う予定である。環境保全について考え、行動するきっかけを作る目的に、 プロジェクトWETの人気プログラムである「青い惑星」、「ハンプティ・ダンプティ」を実施した。
 (「プロジェクトWET」は、水や水資源に対する認識、知識、理解を深め責任感を促す事を目的に開発された「水」に関する環境教育プログラムである。)
 初めに、導入として、「青い惑星」を実施。地球儀型のビーチボールをキャッチボールで回していき、人差し指が示した場所が陸か水であるかを記録していき陸地と水の割合を出すゲームを実施した。児童の予想どうりの結果となり確かめることができた。次に「ハンプティダンプティ」を実施。写真をパズルにし、それを組み立てる体験を行った。
 自然風景の写真を一人一枚配布し、それを12ピースにハサミでカットし、再び組み立てる作業を行った
さらに24ピースに増やし、隣の人と交換して組み立て、最後は裏返し、絵柄がみえない状態で作業を行った。だんだんと複雑になるパズルを前に児童たちは、まじめに取り組んでくれた。この作業を通して、自然を壊す(写真をハサミでカットする)のは簡単だが、組み立てるのは困難で、さらに元の絵柄を見ていない状況での組み立てはさらに困難である事を体験した。
 児童からは、今ある自然を大事にして、未来の子どもたちに復元させたくないと感想をいただいた。
破壊から復元を疑似体験でき、身近にある物で実施できる本プログラムをこれからも実施していきたい。

【講座の様子】