講 師:佐藤 寛之 (沖縄生物倶楽部)
開催日:令和5年9月9日(土) 10:00~12:00
受講者:西原町民 小学生~大人 (15名)
  所:西原町中央公民館 (南城市)

 西原町民 小学生~大人を対象に、くらしと防災に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に自然観察会を実施しました。

はじめに、講師よりキャンプ等のアウトドアだけでなく、台風対策や災害時等でライフラインが止まるなどといった状況においても、ロープがあれば何かと便利であり、結び方を覚えるといざという時に役立つ事を解説しました。次に、ロープを解けやすく結ぶ事をキーワードに『バタフライノット』『垣根結び』『男結び』『南京結び』『もやい結び』を実践しました。どの参加者も何度も結んでは解いてを繰り返し集中して実施することができました。参加者の多くはシニア層であったため、解説やデモンストレートに時間をたっぷり使い、ひとつひとつ結び解けるよう確認を行いました。

ロープワークの特徴として、体得することができれば簡単に結ぶことができ、また外すのも容易であり機能的であると講師より伝えられました。習得のペースは終始ゆっくりではあったがしっかり学ぶことができ、参加者全員が満足していました。防災については、備える事が重要になってくるので物品もあわせて知識や経験を学べる場を定期的に提供していきたいです。
※環境学習プログラム集社会教育編⑪「家族で考える台風対策」を紹介し家庭で活用するように配布しました。