講 師:藤井 晴彦(沖縄自然環境ファンクラブ)
開催日:令和4年5月26日(木)18:45~20:45
受講者:壺屋じんじんクラブ/こどもエコクラブ (30名)
場   所:壺屋町民会館及び周辺(那覇市)

壺屋じんじんクラブ/こどもエコクラブ 小~中学生・保護者を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

はじめに、壺屋町民会館にて沖縄で見られるホタルの種類や生態など『ホタル学習会』を行いました。世界には約2,000種、日本には約50種、沖縄県にはその約半数のホタルがいる事や沖縄本島で今の時期よく見られるのはクロイワボタル,オキナワスジボタルの2種類で、発光のリズムの違いで見分けがつく事,食性,雌雄の違い,幼虫の違いなど解説しました。
つづいて、近くの路地でホタルの観察会を行いました。小雨交じりの天候でしたが、石垣の植込みや店舗の庭先、街灯を消した路地裏や空地などでホタルの光が見られ、この地域付近にホタルが棲んでいる事を確認できました。

観察会終了後、「ホタルールを作ろう」をテーマに、壺屋地域でホタルを観察する時のルール作りについて話し合いました。「触らない,取らない,明かりをつけない,虫よけスプレーを使わない」など多くの活発な意見交換が行われ、子供たちの環境保全に対する意識が高まっていました。