講 師:池村 浩明 (漫湖・水鳥湿地センター)
開催日:令和4年2月19日(日) 7:30~9:30 
受講者:一般県民 小学生以上 (26名)
  所:沖縄こどもの国 水と緑の広場、バードウォッチングデッキ (沖縄市)

 一般県民 小学生以上を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に自然観察会を実施しました。

冬期はこどもの国の池周辺に様々な野鳥が飛来します。今回の観察会で冬に見られる野鳥について知り理解を深め環境保全について考え行動するきっかけを作る事を目的に開催しました。
はじめに、研修室にて野鳥の特徴や見分け方、観察のコツなどを解説し観察時の諸注意を説明し観察会に出発しました。観察会では、朝の静けさの中で『ウグイス』『イソヒヨドリ』『シロガシラ』などの鳴き声が聞き分けられ、園内を回ると『リュウキュウキジバト』『ヒヨドリ』『シジュウカラ』『メジロ』などの姿が確認できました。池の周辺を見渡すと『カイツブリ』『キンクロハジロ』『アオサギ』『コサギ』『バリケン』『オオバン』などの水鳥や『カワセミ』を見ることができました。
研修室に戻り観察した鳥の種類を数えてみると、18種類の鳥たち確認し参加者は想像以上の多さに驚いていました。しめくくりに講師から「一年を通して野鳥を観察していると鳴き声の違いや観察できる鳥の種類の違いなどで季節の変わり目を感じることができ、豊かな自然環境があれば人里近くでもたくさんの野鳥を見ることができる」ことを伝えて観察会を終了しました。